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第9章 結言

 

相関内積と想起度の関係を調べた結果,内積値によって想起に成功しやすい パターンの条件を求めることができた。また,シナプス前抑制の制御部分を変更し, 出力パターンの変化の周期性を取り除くことにより, 直交したパターンが多い場合でも,成功率を高め,短時間で想起することができる。

しかし,内積値の大きいパターンに対しては,解決できていない。 また,成功する条件のパターンであっても,想起までに長時間かかるものがあるが, この原因と解決方法がわかっていない。 これらの問題点を解決する可能性がある方法としては,次のようなものがあげられる。





Deguchi Toshinori
1996年09月05日 (木) 11時50分24秒 JST