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今回実験で使用した正弦波は、最高値が1.0で最低値が-1.0である。
しかし、ニューラルネットの入力や出力は0から1の範囲である。
そこで、-1.0を0に、1.0を1に対応させ線形変換する。
ニューラルネットへ与える教師信号の値を y 、実際の正弦波の値を x とすると変換式は式(7.1)となる。
この式より変換された、ニューラルネットに与える正弦波の教師信号を図7.1に示す。
正弦波は連続関数であるが、今回の実験では0度から36度毎の各点のみ値を持つ、離散時間の時系列として学習させる。
図 7.1: 実験で使用した教師信号
Deguchi Lab.