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データの標準化[14]

データの標準化とは同一集団における個々ののデータについて線形変換 (定数倍し、別の定数を加える。要は一次関数により変換をすること)により、 平均や分散が特定の値になるように調整することである。 個々のデータから元のデータの平均値を引き、元のデータの標準偏差で割れば 平均が0、分散が1の標準偏差となる。 これにより平均値や標準偏差が異なるデータを同じ土俵の上で見ることができるようになる。

各ケースの測定値を $ x_ {i} \: ( i = 1, 2, \ldots, n )$, $s$を標準偏差とすると,以下の式で定義される。

\begin{displaymath}
\mbox{標準化されたデータ}X_ {i}=
\frac{x_i-\mu}{s} \mbox{\quad} ( i = 1, 2, \ldots, n )
\end{displaymath} (5.8)



Deguchi Lab. 2013年2月28日