3号機の紹介



3号機は相手の旗を大胆に奪うことのできる独特な腕が特徴です。
(写真をクリックすると拡大します。)

旗を弾き飛ばすための3本の腕


3号機の特徴は長く伸びている3本の腕です。この3本の腕をゴムの力によって一気に伸ばし、相手の旗を弾き飛ばすことが出来ます。
腕の根元にはカギ爪のような形のパーツがあり、これで腕を引っ掛けてゴムの力をため、発射するときはカギ爪を開放することによって腕を伸ばします。

ワンタッチで発射!


この3本の腕はコントローラーのボタンを1回押すだけで、発射から腕を戻すまでの過程を全て自動で行います。
足回りの操作も合わせ、全ての処理を同時に行うため、そのためのプログラムは非常に複雑で、優に1000行を超えるプログラムができました。

思いついたのは「おもしろさ」から


2台のロボットの形も完成に近づいてきたとき、3台目として合体ロボットに対応できるロボットが必要でしたが、2メートルという非常に高い位置までどのように腕をもっていき、どのように旗を奪うかを議論していたときでした。
ある部員の「やっぱり旗を飛ばすって面白いね」という一言からこのロボットの形が見えてきました。
「旗を飛ばす・・・」ルールが決まってロボットの形を決めるアイデア出しのときでも、このような意見がありましたので、ゴムで引っ掛けて旗を奪うという実験をもうすでに何回か行っていましたが、本格的に全員がうなずき始めたのはこのときが初めてでした。
そこから想像に想像を重ね、ロボットの形そのものがだんだんと頭の中で出来ていきました。


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