2足歩行ロボット・乗り物の紹介



今回の2足歩行ロボットは人を乗せた乗り物との連結、連結状態での移動、鍵かけと、様々な機能を備えています。
人を乗り物に乗せたまま行う移動のパワーとスピード、高所にあるリングに鍵を入れる精密さが競技の見どころです。
今回の競技では人が乗った乗り物をロボットが運びます。
そして、少ない力で進むことができるか、まっすぐフィールドを激走することができるかを左右するのが乗り物です。

(写真をクリックすると拡大します)



14個ものモーターによる人間のような歩行





Accelの最も大きな特徴は足の各関節についている14個ものモーターによる人間のような歩行です。
それぞれのモーターを制御し、各関節の角度を制御することで2足歩行をしています。

また、足裏には衝撃吸収装置がついており、これにより滑らかな歩行をすることができるようになりました。
歩く速度は時速1kmと、高専ロボコン2009に出場した「Spica」と比べてぐんと速くなっています。







ダイナミックな連結と激走



Accelのもうひとつの大きな特徴は連結からの激走です。
2足歩行ロボットが連結ゾーンに入ると2足歩行ロボットは足を曲げ、乗り物に滑り込むようにしてダイナミックな合体をします。
コントローラーはバイクのハンドルを模しており、ひねると前進、傾けるとその方向に旋回します。
2足ロボット背部についている歩行機構により力強く激走します。





乗ってみたいを追求した乗り物





分離する・高い直進性をもつ乗り物


バイク型の乗り物の前輪には本物のバイクのタイヤを使用しています。
さらにヘッドライト・テールライトが点灯し、排気部(マフラー)からは本物さながらのエンジン音が響きます。
本物のバイクに近づけた、こだわりの乗り物です。




「Accel」紹介トップページへ戻る