式(6.1)に示されるカオスニューロンのパラメータの値は、
過去の実験結果から最も適していると考えられる表 6.1 のようにした。
ここで外部入力による各ニューロンへの結合定数 はすべて一定にして、
ニューロンごとに入力に対する重みのばらつきはないようにしてある。
また
はシグモイド関数の立ち上がりの鋭さを示すパラメータである。
ニューロンからの出力となるシグモイド関数の範囲を実験を行なうにあたって、 1 から -1 に対応させる。 そのため式(2.4)を変形させた式(6.2) をもちいる。