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ネットワークモデル

先ほどまでのニューロンを多数使い、組み合わせることによってニューラルネットワークを形成する。その組み合わせ方は、大きく2種類に分けられる。

ひとつは、階層型ネットワークと呼ばれいるものである。図 2.5に示すように、ネットワークは層に分かれており、信号の流れは一方向のみとなっている。信号は同じ層に2回入ることはなく、入力層に与えた信号が同一であれば、出力層から出てくる信号は一意に決まっている。

図 2.5: 階層型ネットワーク
\includegraphics[scale=0.8]{hierarchical.eps}

そしてもう一つは、相互結合型ネットワークと呼ばれるものである。

これは、それぞれのニューロンが相互に結合していて、信号の流れは一方向ではない。

また、一度出力された信号であってもまた戻ってくることもある。

図 2.6: 相互結合型ネットワーク


\includegraphics[scale=0.5]{combination.eps}



Deguchi Lab. 2014年2月25日