教師信号のデータ数、学習定数などのパラメータは固定した状態で、
中間素子数、内部記憶素子数、遅れ時間を変化させ学習を試みることで、
学習結果への影響を検証した。
教師信号のデータ数は8で固定し、
学習定数は 、
で一定とした。
データ数と遅れ時間の関係[8]から、 遅れ時間の選択の範囲は、教師信号の一周期分のデータ数以下で 十分であると分かっているので、今回は遅れ時間を1から8まで変化させた。 また、内部記憶素子数及び中間素子数はそれぞれ1から20まで変化させていき、遅れ学習を試みた。 教師信号は式(5.1)、(5.2)、 (5.3)、(5.4)、 (5.5)を用いた。
図6.1にそれぞれの学習中の平均誤差の変化の例を示す。