この周期パターンを学習させるカオスニューラルネットワークには、 第5 章で説明した相互相関学習を用いる。
但し、本研究では周期パターンを用いるため式(5.1)は
となる。
ここで、 は k 番目 に入力されたパターンの次の
パターンを示す。
図 6.1 を例にとると、k 番目の入力が``A"ならば
は``B"、
k 番目の入力が``B"ならば
は``C"、
k 番目の入力が``C"ならば
は``A"となる。
この相関学習を行うことにより、 適当なパターンを入力すると、 入力されたパターンに最も近いパターンの 次に記憶しているパターンを出力するようになる。