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第7章 結言

 

本研究では昨年までに作成されたカオスニューラルネットワーク用いて、 想起過程を調べ検討した。

特徴パターンを用いて、比率が80% 以上になると 目的の周期パターンに収束させることができることを確認できた。 また、比率が高過ぎると目的の特徴パターンが 想起されないため、収束させることが出来ないことが確認できた。

昨年からの課題であった``カオス状態が、各パラメータのとる値にたいして、 どのような影響を受けるのかを詳しく調べる。''の内の1つ `` tex2html_wrap_inline1348tex2html_wrap_inline1350tex2html_wrap_inline1496cによって、どのような影響を受けるのか''を調べた。 その結果、 tex2html_wrap_inline1348tex2html_wrap_inline1350cをある一定の値にとると シナプス前抑制を緩和するだけで自己想起して収束させることが出来た。

しかし幾つかの課題を残したのも事実である。来年以降の課題として次のもが挙げられる。

謝辞

本研究おいてこの1年間終始多大なご指導をしていただいた 出口先生に深く感謝いたします。また、同研究室において 助言、協力してくれた専攻科の柘植章博氏、大脇敦氏に感謝の意を表します。 最後に同研究室で仲間であった故佐藤友則氏の御冥福を心よりお祈りいたします。



Deguchi Toshinori
1997年03月04日 (火) 08時34分02秒 JST