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目次
体験的と聞いて、英会話によるコミュニケーションもしくはそれに近い対話による学習を思いつくであろう。
だが、最初に自分から発言することはともかく、相手に合わせて会話をする場合は頭に叩き込んだ単語を
思い浮かべ素早く文法的に英文を構築し、ただしいアクセントで話す、この一連の処理を一瞬にして
行わなければならない。更にこの処理は一回では終わらず、会話が続くかぎり処理は繰り返される。
このような方法が取れる場合、今までの教育方法でも通用するかもしれない。
だか自分も含め大抵の
学生は覚えた語句すべて、すぐに思い出せるわけは無く、文法も忘れがちである。ではどうしたら
いいのだろうか。このような事態に各大学や教育期間は外国への留学を薦めている。なぜなら、
外国へ行くことによって「自然と英語が身につく」と考えているからである。確かにこの考えは
賛成できる部分もあるが、それよりも現在の教育方法を見なおして、日本でもしっかり学べる環境を
整えるべきだと考える。
会話というものを見直したとき、次のようなことを思い浮かべた。スムーズな会話というのは
ある意味、自分の「経験」から過去で起こった「似たような場面」を脳内検索を行い、新しい
記憶もしくは知識で補完し伝えるものではないかと。そう考えたとき、この思いつきに
一番近い学習方法は、昔からある「読書」であり、「長文読解」がそれに当たるものであると
納得した。つまり、ある長文もしくは例文を中心に表現や文法を覚えた方が英語上達の
近道であると考えられる。
Deguchi Lab.
2015年3月4日