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分解教育[6]
自分の経験上、日本で英語を教えている教師は、文法を生徒の頭に叩き込んだ後、単語と熟語を丸暗記
させれば、英語が使えるようになると考えているように思える。つまり、英文を単語・熟語にバラバラに
分解し丸暗記、それらを文法に従って組み立てるという方法を教えているのではないだろうか。自分は
高校受験に向けて中学3年では特にこのような英語の授業を受けさせられていたと思う。だが果たして
このような「プラモデル」方式が通用するであろうか?文脈を無視して個々の単語・熟語の意味を考えると、
とんでもない誤解を招く可能性があることを考えると英語は少なくとも``one sentence'', ``one paragraph''
ごとに身に着けるべきであると考える。なぜなら、個々の単語や熟語は1つの文章の文脈のなかで
はじめて理解できるものであると考えるからだ。
Deguchi Lab.
2015年3月4日