学習法2と学習法3の、総学習回数による学習ステップ数と学習成功数 の関係の変化を図 6.8 、図 6.9 に示す。
学習法2と学習法3は総学習回数によって 学習成功数に大きな差が出た。 ともに、学習成功数が最大となる学習ステップ数は 総学習回数によらずほぼ一定だが、 その最大学習成功数は、総学習回数が10000回の時に 30個ならば総学習回数5000回の時にはその半分の15個 といったように、総学習回数に比例している。 学習法2では、総学習回数が減少するに従って、 グラフのばらつきが大きくなる傾向にある。 学習法2は学習効率が悪く、総学習回数が不足しがちである。 そのため、総学習回数が少ないと結合荷重が十分に変化するまえに 学習を終了してしまい、安定した学習が行ないにくくなるためである。