図 3.2において、それぞれの結合加重の添え字は、
一番目の入力層から一番目の中間層への結合加重は  
 、
一番目の入力層から二番目の中間層への結合加重は  
  となっている。
中間層から出力層への結合加重も同じようにそれぞれ  
 ,  
 、
入力層への入力は  
 ,  
 、中間層の出力は  
 ,  
 、出力層からの出力は y となっている。
また、入力層の閾値ユニットと中間層の結合加重は  
 ,  
 、中間層の閾値ユニットと出力層の結合加重は  
  である。出力関数 f は階段関数である。
それではまず、中間層の出力値  
 ,  
  を求めてみる。
閾値ユニットの入力  
  は常に1で、それに結合加重  
 ,  
  をかけることによって閾値処理をしていることに注意したい。
中間層の出力が求められたら、次は出力層の出力 y を求める。
ここでも、閾値ユニットの入力  
  は常に1で、結合加重  
  をかけることによって閾値処理をしている。
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