始めにニューラルネットの設定から行う。
外部入力を用いないため、3.1式のは0とした。
入力層のノード数を1、中間層のノード数を2、出力層のノード数を1とした。
動作式である3.1式の
,
の初期値はランダム関数によって設定した。
次に遺伝的アルゴリズムの設定を行う。
遺伝的アルゴリズムには、SGA(Sinmple GA)にエリート保存選択を組み合わせたものを用いた。 具体的には、
1.初期集団を生成
2.目的関数によって評価値を設定
3-1.ルーレット選択によって、親となる遺伝子を選択
3-2.エリート保存選択によって、一番評価値の良い親を1個体選択
4.選択された親から、一点交叉を行い、子孫を生成
5.各ビット毎に一定の確率でビット列を反転(突然変異)
6.設定した世代数となるまで、2〜5を繰り返す
というものである。また、交叉確率を0.15,突然変異確率を0.01とし、 一世代あたりの子孫数を41とし、全世代数を100とした。
カオスニューロンの定数の値は0〜20の範囲を10bitで割り当て、
とバックプロパゲーションの定数
,
は0〜1の範囲を5bitで割り当てた。