まず、実験するにあたって、ここで扱う連続パターンについて述べる。
連続パターンとは、パターンを二つ以上つなげたパターン列のことである。
そして、パターンには、図4.1で示す5種類の画像パターンを用いる。
この画像は、 個の画素(ピクセル)で構成されている。
この画像は、アルファベットの``A''、``B''、``C''、``D''、``E''を表したものである。 少々形が崩れているのは、画素数が少ないことと、パターンを互いに違ったものにするため(画素の重なりを少なくするため)である。 この5種類の画像パターンを組み合わせたもの、例えば``ABC''、``CDE''、``ABCDE''などを学習させる連続パターンとする。
今回は、全体を通して``EDCBA''、``ABCD''、``CDE''の三つのパターンで実験を行なった。