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4.2 使用したニューラルネット

気温予測は,前日分もしくは前7日分の最高気温,最低気温から 次の日の最高,最低気温を出力するものとする。 気温予測を行なうニューラルネットとして 表4.1,図4.1と下記に示す Atype,Btype,Ctypeの三つを用意した。 表4.1の「入力:中間:出力ユニットの数」の欄における 括弧()内の数字は,フィードバック用のユニットである。

Atype
前日の最高,最低気温の2つから,次の日の最高,最低気温を求める
Btype
前7日分の最高,最低気温の14個から,次の日の最高,最低気温を求める
Ctype
前日の最高,最低気温の2つとフィードバックしたデータ12個から,次の日の最高,最低気温を求める

学習のデータとして, 1993年,1994年,1995年の名古屋における最高気温,最低気温を使用した。 また,評価用データとしは, 学習用データと同じもの,及び1994年,1995年の福岡,1996年の名古屋 における最高気温,最低気温を使用した[7]。

   figure244
図 4.1: 気温予測ニューラルネット

 

 
type 入力 出力 入力:中間:出力のユニット数 ネットワーク型
A前日の気温 翌日の気温 2 : 200 : 2 階層型
B7日分の気温 翌日の気温 14 : 200 : 2 階層型
C前日の気温 翌日の気温 14(12) : 200 : 14(12) 内部記憶階層型
表 4.1: 気温予測ニューラルネット



Deguchi Toshinori
Tue Feb 23 15:28:33 JST 1999