サーチアクセスによる検索をするためには,あらかじめ, ニューラルネットワークへ入力したパターンに近いパターンが出力されるように, ニューロンのシナプス結合値を設定する必要がある。 この値の設定には,自己相関学習を用いる。
自己相関学習は第 5 章で説明したように,
式 (5.2) を としたものである。
ただし,カオスニューロンを使用する関係上,学習パターンには,
各要素が -1,1 ではなく,0,1 の 2 値からなるパターンを使用しているので,
この点を考慮すると次式のようになる
(c=1 とした場合,第 8.3 節参照)。