これに続けて、シリアルポートに書き込みたいコマンドを送信していくと、マイコンは逐次コマンドをFlashメモリに書き込む。2命令分の受信が完了すると、マイコンは実際に書き込みを実行し、その後書き込む対象のページアドレスをインクリメント、残りの書き込みページ数をデクリメントする。ただし、Flashメモリに書き込みを行っている最中は、マイコンが割り込みを受け付けなくなるため、コマンドを送信したら少しの間送信を停止する必要がある。停止する時間は約1ミリ秒程あれば十分である(規格上は1ページであり、読み込みは1ページ
である)。
もしコマンドの中にターミネータがあった場合は登録処理をその場で切り上げ、ターミネータまでの処理をバッチとする。また、halt命令を受信した場合、書き込み処理が途中で終了してしまうため、その場合はFlashメモリの全消去をするべきである。残りのページ数が0になるか、ターミネータを受信した時点で書き込み処理は終了し、バッチの末尾にターミネータを付加、最後に空白リストの更新を行う。