RCMorphクラスの作成

SerialPortMorphを2byteのデータ送受信用に改良したクラスを継承することで、レスクロ用のモーフクラスである、RCMorphを作成する。SerialPortMorphはRectangleMorphのサブクラスである。まず、SerialPortMorphが定義されたmorphic projectのファイルを開き、システムブラウザ上のコード入力欄で以下のように入力してSerialPortMorphを継承したRCMorphクラスを定義する。

SerialPortMorph subclass: #RCMorph
        instanceVariableNames: 'selectedBatNum batchStorage'
        classVariableNames: ''
        poolDictionaries: ''
        category: 'SerialPort-Handling'

シリアルポートに関する処理は全てSerialPortMorphのメソッドが行ってくれるので、RCMorphクラスではレスクロに関するメソッド等を定義していく。なお、コード中の`SerialPort-Handling' はこのクラスが属するカテゴリであり、これはSerialPortMorphクラスと同じものにした。