立川文庫など

立川文庫およびそれによく似たものの一部を紹介する。内容は戦国時代の 豪傑の講談が多いが、日露戦争などを題材にしたものもある。サイズはすべて四六半截。 現在ではなかなか入手できないものが多い。文庫名 書名 作者名(ないものは発行社編集など) 出版社 発行年月日の順。

上段左から
講談文庫 悪七兵衛景清 邑井一 口演 日吉堂発行 明治44年9月1日発行
講談文庫 赤垣源蔵 碧水隠士演 金正堂 文祥堂 協同発行 明治44年3月30日
この二つの講談文庫はまったく別のものである。昭和になってからも別の講談文庫が あるので講談文庫は紛らわしい。
新著文庫第8篇 小松三勇士 後藤荒太郎 竹生山人 岡本増進堂 大正4年4月1日4版発行(初版は大正4年3月5日)
天狗文庫 誉の侠客 幡随院長兵衛 榎本書店 大正9年2月10日発行
冒険文庫 砂中の金塊 昭文舘 大正15年1月10日35版発行 初版は不明。 なお巻末の目録には探偵文庫の名の中に本書がある。内容的にも探偵文庫に近いが 装丁が似ているのでこの中に入れた。
中段および下段
史談文庫第八十七編 保科槍弾正(武田家三弾正) 蒼川生 岡本偉業館 大正5年10月5日3版(初版は同年7月15日)
その下は 史談文庫第九十一編 後日の児雷也 蒼川生 岡本偉業館 大正6年1月10日6版発行(初版不明)
大正文庫29 怪傑 渋川伴五郎 駸々堂 大正3年7月25日発行
その下は 大正文庫24 鍋島騒動 佐賀怪猫退治 大正4年9月5日再版(初版不明)
立川文庫第百四十一編 豊臣残堂 忍術活動 猿飛小源吾 雪花山人 立川文明堂 大正8年6月10日8版(初版大正4年3月20日)
その下は 立川文庫第11編 絶島奇談新訳 ロビンソン漂流記 笹山狂郎 立川文明堂 明治44年11月25日4版発行(初版は明治44年8月25日)立川文庫唯一の翻訳もの
武士道文庫 加太弥太郎 凝香園 博多成象堂 大正3年6月30日5版発行 (初版大正3年2月25日)
その下は 武士道文庫 奉天大激戦 鬼中佐 凝香園 博多成象堂 大正3年2月25日発行
大川文庫 関ヶ原軍記 上 大川屋書店 明治44年10月5日再版 大川文庫はのちに「さくら文庫」に変わった。「さくら文庫」もそのうちに紹介する予定。大川文庫のなかには初版発行年月日が極端に古いもの(明治20年代)があるが、 おそらくその頃に発行した大型(四六版くらい)の本を文庫にかえたものとおもわれる。その本は表紙の状態が悪いのでここには示さなかった。
その下は 武士道文庫 栗山大膳 博多成象堂 大正3年2月25日発行



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