研究室紹介

このページでは藤田研究室がどのような分野を取り扱っているか紹介します。
藤田研究室には主に2つの大きなテーマがあります。

1.強誘電体に関する研究

 誘電体の測定システムの構築や、誘電体材料の生成を行っています。 誘電体の育成には非常に長い時間を要します。また、温度変化が少しでもあると、生成される誘電体の結果が変化してしまいます。 そこで、現在はVisual Basicを用いて温度や時間、測定結果などをリアルタイムで取得し、処理できるシステムを開発しています。 これを実現することで、効果的に優れた誘電体材料を生成・評価できるような環境の構築を目指しています。

2.HDLを用いたデジタル回路設計

 HDL(Hardware Description Language)とは、ハードウェアの回路情報を「コード」で記述することのできる言語です。 この言語を用いることで、LSI(Large Scale Integration)などのデバイス内部の回路設計を、 CADなどによる図面設計なしで“プログラムを書くような感覚”で行うことができます。 この言語による設計に対応している特別なLSIデバイスが、FPGA(Field Programmable Gate Array)と呼ばれるものです。 FPGAとHDLの登場により、デジタル回路設計の手法は今日大きな変化を遂げました。

 この研究室では、このような特徴を持つFPGAを使用した回路設計を行っています。 FPGAは設計次第でさまざまな分野に活用することができます。そのため、本研究室でもさまざまな目的で使用されています。


藤田研究室へのおさそい

D科の皆さん、是非藤田研究室で卒研を行ってみませんか?
中学生の皆さん!これらの研究に興味がありましたら、ぜひ高専に入学し、藤田研究室へ来てみて下さい。