同期,非同期におけるそれぞれの学習後,結合荷重がどれだけ違うかを調べた. それぞれ26パターンを100ステップ学習終了後の結合荷重を使い, 同期の結合荷重から非同期の結合荷重を引いたものを図6.2に示す. ここでiは自身の素子番号であり,jは結合先の素子番号である. z軸に結合荷重の差をとっている.
図6.2で,双方の結合荷重が同じであれば差は0になるが, 何らかの値を持っている. これは,双方の結合荷重が異なることを意味している. つまり,同期と非同期の学習では,得られる結合荷重が違うことが分かる.