しかし、「3E電気回路I」に関しては、類似度が4番目に高いシラバスとして「3Eプログラミング」、 5番目に高いシラバスとして「2Eプログラミング」が、 「3Eプログラミング」に関しては、類似度が3番目に高いシラバスとして「2E電気回路I」が挙げられている。 この原因に関して考えられるのは、それぞれのシラバスの重要語として「期末」や「前期」といった、 シラバス特有の語が比較的重要な語として扱われてしまっているためである。
また、「3E電気回路I」は「2E電気回路I」と数値的には比較的類似していることがわかるが、 その類似度は約0.158となっている。 例えば「3Eプログラミング」と「2Eプログラミング」の類似度は約0.554となっており、 いかにその数値が低いかがわかる。 これは重要語が「3E電気回路I」と「2E電気回路I」では大きく違っていることが原因である。 「3E電気回路I」では前にも述べた通り、 3年生の電気回路Iでは主に交流回路の基礎について学習するため、「交流」、「波」のような関連する語が 重要度が高くなっている。 それに比べて「2E電気回路I」では電気回路の基礎について学習するため、重要度の高い重要語が少なく、 その結果「3E電気回路I」とは類似度が低くなってしまったと考えられる。