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Btypeでの予測結果

Btypeでの予測では、予測値を入力にフィードバックするので、 予測をするほどに誤差が累積する。 よって、平均の誤差ではなく、グラフで予測の様子を示す。 図7.4に、教師信号と、普通の遅れ学習法、 出力を分割した方法、並列処理1、並列処理2の方法での予測値を示す。 図7.5に、教師信号と、合成1、合成2の方法での予測値を示す。

普通の遅れ学習法では、予測値が少し上下した後、一定値になっている。 並列処理では両方とも、教師信号より振幅と周期が小さな波形を予測している。 出力分割と合成1の方法では、ほぼ正弦波を予測しているが、 少し周期が長くなっており、教師信号の0と1の近くの予測が正確でない。 合成2の方法では、周期は教師信号とほぼ同じだが、 教師信号の0と1の近くの予測値の誤差がある。 しかし、6種類の方法の中では、一番正確に予測ができているといえる。

     figure352
図 7.5: 予測値の変化2
図 7.4: 予測値の変化1



Deguchi Lab.