10万回毎に学習定数を半分にする方法では、 30万回を超えると学習定数が小さくなり過ぎ、 誤差の減少が小さくなった。 そこで今度は、20万回毎に学習定数を半分にして試す。 前回と同じく、条件を前の実験と同じにするために、 乱数のシード値、学習定数の初期値を同じにする。 このときの学習経過を図(6.8)に示す。
図 6.8: 10万回毎と20万回毎に学習定数を半分にしたときの学習経過
この図から見てわかるように、最初の10万回は前の実験と同じ結果になった。 しかし今回は、一時的な大きい発散がなかったため、速く誤差が減少した。