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6.4.5 学習定数の初期値を大きくする

10万回毎に学習定数を減少させ、それでいて30万回以降も小さ過ぎない ようにするため、学習定数の初期値を2倍にする。 100万回学習した時の学習経過を図(6.10)に示す。

   figure361
図 6.10: 2倍の初期値で10万回毎に3/4

結果は、誤差は tex2html_wrap1405 まで減少した。 しかし、40万回以降は、振動するばかりで減少しなかった。 そこで、40万回以降でも学習定数が大きくなるように、 20万回毎に tex2html_wrap1396 にするのと10万回毎に tex2html_wrap1407 にするのを ためす。 100万回学習した時の学習経過を図(6.11)に示す。

   figure372
図 6.11: 2倍の初期値で学習

結果は、誤差は、20万回毎に tex2html_wrap1396 にしたものは0.022627 10万回毎に tex2html_wrap1407 にしたものは0.019099まで減少した。



Deguchi Toshinori
1999年03月23日 (火) 15時43分49秒 JST