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サーチアクセスとは

   figure227
図 5.1: 代表的なサーチアクセスの構成

サーチアクセスとは、検索したいパターンその物を入力して 目的のパターンを見つけるのではなく、検索したいパターンの特徴を 入力することにより目的のパターンを見つける方法である。 この検索方法は、例えば人間が買い物を頼まれ リンゴとバナナのどちらを買うのか忘れてしまった時に確か丸い物だった、という 特徴で思い出すということに似ている。

サーチアクセスの代表的な構成を図 5.1 に示す。 簡単に説明すると

1
検索の対象になるパターンを学習させる
2
検索するパターンの特徴入力
3
動的想起で様々なパターンを想起
4
特徴を比較し一致すれば自己想起へ移行。不一致ならば3へ戻る

という流れでパターンを検索するのである。

つまりサーチアクセスにおいては動的想起状態で、出来るだけ早く全てのパターンを想起できるということが重要になってくる。



Toshinori DEGUCHI
2004年 3月22日 月曜日 09時50分50秒 JST