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学習

図 3.2 のモデルで示される内部記憶を持つニューラル ネットワークを用い,図 5.1 のような時系列の教師信号を与えて学習を行わせた。 この時の学習方法として 4.5 節で述べた遅れ学習法を適応し, 時間 t-2 まで伝播させて学習を行わせた。 素子数は入力層・出力層には,それぞれ音の長さ・高さが入力されるため2個ずつとし, 中間層は20個〜30個,内部記憶層は23個〜33個の間で素子数を変化させ ネットワークに学習させていった。 これは何故かというと,当研究室の過去の実験結果 [9]より, 素子数によっては学習が成功しない事例があるということがわかっていたためである。



Toshinori DEGUCHI
2004年 3月19日 金曜日 16時33分51秒 JST