このようなニューロンは、脳内で互いに接続されネットワークを形成している。 これをニューラルネットワークと呼ぶ。 ニューロンの接続は軸索と樹状突起の結合によって成っているが、 このシナプス結合の度合はそれぞれの軸索と樹状突起の組合わせよって異なる。 さらにシナプス結合には、電位を上昇させる興奮性のものと 電位を減少させる抑制性ものがある。 つまりニューロンに同じ様にパルスが到達しても、それによる樹状突起の 電位の変化量が異なるということである。 結局樹状突起の電位は各軸索の電位の重みつき総和と表せる。 このようにたくさんのニューロンが互いに接続され、複雑な処理をしている。