next up previous contents
Next: 7.3 特徴を1つだけ入力するサーチアクセス Up: 7 実験 Previous: 7.1 パターンの変換

7.2 大きさの異なるパターンへの変換

 

次に,大きさの異なるパターンへの変換が可能か,調査する. これまでは全て,100個のカオスニューロンを10 tex2html_wrap_inline1791 10の2次元配列にしたパターンを用いてきたが, ここでは,10 tex2html_wrap_inline1791 10の2次元配列にした内部パターンから, 15 tex2html_wrap_inline1791 15の2次元配列にした出力パターンへの変換を行ってみる. 同様に,4つのパターンを学習させて, 入力した特徴を持ったパターンが検索できるか, それぞれ初期状態に10通りのランダムパターンを与えて, 40通りのサーチアクセスの実行を行ってみた. 表 3に,実行結果を示す. また,図 18に左右非対称で上下対称なパターンである“E”(15 tex2html_wrap_inline1791 15)を検索した結果を示す.

前節と同様に,特徴1と特徴2が同じでない2つのパターンにおいて, 検索成功率が低くなっている. しかし,前節よりは多少,成功率が高くなっている.

   figure690
図 18: 大きさの違うパターンに変換した実行例

 

 

12 tex2html_wrap_inline1791 711928
2296331
362 tex2html_wrap_inline1791 352848
44 tex2html_wrap_inline1791 747
521 tex2html_wrap_inline1791 3386
613421511
713596
8212 tex2html_wrap_inline1791 224
98721721
10179 tex2html_wrap_inline1791 5231
表 3: 大きさの異なるパターンへの変換の実験結果



Deguchi Toshinori
1997年03月18日 (火) 14時34分51秒 JST