各教師信号において、学習時に100万回ごとに取り出した結合荷重としきい値を用いて、ターゲットを10個捕まえるまでの経過時間を測定した。
通常のゲームと違って、この特殊ゲームではターゲット数を15個として、そのうちの10個捕まえるまでの平均時間を測定した。
ターゲット数を10とすると、最後のひとつのターゲットを捕獲する場合、このターゲットの移動速度が遅いと、10個捕獲するまでの経過時間にばらつきが生じてしまうためである。
このゲームの目的はターゲットを捕獲することであった。 つまり、この経過時間が早いほど、ニューラルネットワークの学習が効果的であることを示す。 そこで、各教師信号においてこの経過時間を比較することで、その教師信号の評価とニューラルネットワークへの影響を調べた。