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5.2 実験モデル

本研究で用いたカオスニューラルネットワークモデルが 図5.1で、相互結合型ネットワークである。 v をニューロンによらず一定値をとるものとして i 番めのニューロンのダイナミクスは式(5.1)となる。 また出力関数は式(3.3)で与えられるシグモイド関数を用いた。

通常の連想記憶モデルでは入力パターンは初期入力としてのみ 用いることが多いが、ここでは外部入力として入力パターンを継続的に与える。 また、従来のカオスニューラルネットワークを用いた 連想記憶モデルの多くはニューロンの出力に関してのみ 時間加算を考慮しているのに対し、式(5.1)では 外部入力に関しても時間加算を考慮している。 式(5.1)の各パラメータの値を表5.1のように決めた。

   figure244
図 5.1: カオスニューラルネットワークモデル

 

 
tex2html_wrap_inline1287 = 0.015 tex2html_wrap_inline1289 = 2.0 tex2html_wrap_inline1291 = 0.99
tex2html_wrap_inline1293 tex2html_wrap_inline1295 tex2html_wrap_inline1297
tex2html_wrap_inline1299
表 5.1: 各パラメータ

  equation263



Deguchi Toshinori
Mon Feb 19 18:58:08 JST 2001