6.2 自己相関学習

 

サーチアクセスを行なうには，あらかじめ，近いパターンが入力された時， 正しいパターンが想起されるように学習させておく必要がある。 これを行なうために，第 5 章で説明した自己相関学習を用いる。 そこで，式 (5.2) を とし，本研究では， -1,1 ではなく，0,1 のパターンを用いるので，これを変換する。 また，4 つのパターンを使って検索を行なうので，このシナプス結合の値が， 0 から 1 の間になるように定数 c を定める。 これらを考慮すると次式のようになる。