起動は次のように行う。
% fdesign filenamefilename には,ファイル名(拡張子が fd となる)を指定する。
初めて使用する時は,New Form をクリックすることでデザインが可能になる。 配置するオブジェクトは Objects から選択し,マウスで配置する。
配置したオブジェクトを選択して,attribs をクリックすると, そのオブジェクトの設定を行うことができる。 ここで,特に重要なものは,Name,Callback,Argument である。
test ボタンをクリックすると,デザインしたウインドウのテストを行うことができる。 オブジェクトを動作させると,呼び出される関数や引数が確認できる。
保存すると,fdesign 用の拡張子が fd のファイル, C 言語ソースファイル,ヘッダファイルが作成される。
Options で Emit Callback を指定すると,
Callback で指定した関数を書き込む filename_cb.c
という
ファイルが作成される。したがって,
このファイルにこの関数が呼び出された時に何を行うかを書き込む。
また,Emit Main を指定すると,
main 関数を含む filename_main.c
ファイルが作成される。
このファイルには,初期設定を書き込む。
ただし,これらのファイルに書き込みを行ってからデザインを変更し,
これらのオプションを指定して保存すると,書き込んだものが消去されてしまうので,
指定しないようにする必要がある。
なお,Alt Format を指定しない場合は, オブジェクトのポインタが構造体としてまとめて保存される。 指定した場合は,それぞれオブジェクトのポインタが独立して保存される。 開発したサーチアクセスプログラムは, Alt Format を指定して作成している。 あらかじめ fdesign 起動時から指定しておく場合には, -altformat オプションをつけて起動する。
その他,便利なオプションは次の通りである。
以上, fdesign を用いたウインドウのデザイン方法について簡単に説明したが, 詳細は付属の man コマンド形式のマニュアル, または,別に入手できる html 形式のマニュアルを参照のこと。