これまでの研究によって、5.3節の方法で学習した ニューラルネットワークを動作させると 動的想起が実現出来ることが分かっている。 しかしこの動的想起で想起できるパターン数は非常に少なく、学習したパターンすべてを想起できるのは3個までとなっている。[2] そこで、より優れた動的想起状態を得るための方法として、 外部から刺激を与えることにより 学習は出来ているが想起出来ていないパターンを想起できるのではないかと考えた。 そこで、想起時に各ニューロンに対し定数値 k を入力する事で改善を試みる。