実験を行なった結果、Type1の想起成功パターン数は 図 6.6 のようになった。 また、Type1の学習パターンの想起に成功した回数の割合は 図 6.7 のようになった。
図 6.6を見ると、定数値入力での想起成功パターン数は kの値が0から0.5の間では増えて行くにしたがって良くなり、 その後は増えるにしたがって悪くなることが分かる。 この流れは第5章の実験結果と似ているが、 第5章の実験ではk=0.3の時が最も良くなっていた点が異なる。
次に、図 6.7及び 第5章の実験での想起成功率の結果を見ると 2つが似ていることが分かる。 また、同じ値を入力した場合は図 6.7の方が良い値となっていることが分かる。
また、他の入力方法で行なった場合もType1の場合と同じような傾向となった。
図 6.6: Type1での動的想起による想起成功パターン数