そこで次は、学習定数を10万回毎に半分にするのではなく、
にするようにする。
その他の条件を前の実験と同じにするために、乱数のシード値、学習定数の初期値を
同じにする。
このときの学習経過を図(6.7)に示す。
図 6.7: 10万回毎に学習定数を3/4にしたときの学習経過
この図から見てわかるように、最初の10万回は前の実験と同じ結果になった。 しかし今回は、前の実験よりも10万回長く減少し続けた分 最終的な誤差の値は小さくなった。 この実験では学習定数を減少させる割合を小さくすることで良い結果を出そうとし、 良い結果が得られた。次は別の方法で誤差を小さくする方法を試す。