そこで、結合荷重値のとる値の数を、同じ入力パターンを相関学習により学習した 場合に結合荷重値のとる値と同程度になるように量子化する。 量子化によって記憶パターン数に変化があれば、結合荷重値のとる値の多いことが 逐次学習の性能の良さに関係しているといえる。
結合荷重の量子化処理は、以下のように行なった。
ここで、 は量子化幅、
、
は結合荷重値中の最大、最小値、
Nは相関学習法で結合荷重値のとる数、
、
は
量子化前、量子化後の結合荷重値、Q、Rはそれぞれ
の商と余りである。