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考察

それぞれの中間層の数の場合の学習回数による学習誤差の変化を見ると学習回数を400から増やしてもほとんど学習誤差の減少が見られないため、パーセプトロンの学習は400回程度の学習回数の差では学習誤差に影響が出ないほど収束までに多大な回数の学習を要すると考えられる。 また、それぞれの中間層の数での結果を比較すると学習回数が0回の時では中間層が少ないほど学習誤差が少なくなり、それ以降の学習誤差ではほとんど違いが見られないため、中間層の数に依らず400回程度の学習で一定の水準の成果を得ることができると考えられる。



Deguchi Lab. 2014年2月25日