最も少ない素子数である100の時に
は最大の0.046となり、素子数が増えるにつれて緩やかに減少していく。
そして素子数が250以降では0.024程度でほぼ一定となった。つまり素子数がある程度大きい場合には
=0.024が最適な値であると言える。
最大想起成功数は5.4.1項でも述べたが、素子数の増大に従って想起成功数も増えている。また、素子数が320個で50パターン全てを想起することに成功している。このとき学習させる最大パターン数を60にすると、素子数が350で56パターンまで想起に成功した。
  
| 素子数 | 結合荷重の変化量 | 想起成功数 | 
| 100 | 0.046 | 23 | 
| 120 | 0.038 | 23 | 
| 140 | 0.034 | 27 | 
| 160 | 0.038 | 32 | 
| 180 | 0.035 | 35 | 
| 200 | 0.030 | 35 | 
| 220 | 0.029 | 35 | 
| 240 | 0.024 | 42 | 
| 260 | 0.023 | 42 | 
| 280 | 0.024 | 43 | 
| 300 | 0.019 | 46 | 
| 320 | 0.023 | 50 | 
| 340 | 0.024 | 50 |