操作方法

このコンテンツに対して用意した操作方法について説明する。コンテンツの操作画面を図 4.5から図 4.7に示す。 ユーザは、 $H$ を変化させることができる。 初期磁化曲線上では、$H$ をマイナスにすることはできないように制限をかけている。 全ての操作方法において、メーターの下にresetボタンを設けた。 resetボタンを押すと、初期状態である $H=0, B=0$ から再び操作が可能になる。 操作方法は３種類用意した。

• 2-1

  図 4.5の操作画面では、メーターの左側に７個の矢印を用意し、矢印を押すと、 $H$ が現在の値から押された矢印の示す値まで変化するようになっている。 $H$ と $B$ は、目標の位置までアニメーションして変化する。 選択可能な矢印は薄いピンク色、現在の値を示している矢印は濃いピンク色、選択可能でない矢印については表示されないようになっている。

• 2-2

  図 4.6の操作画面では、メーターの上下に一つずつ矢印を用意し、矢印を押している間、 $H$ の値を変化させ続けることができる。 初期磁化曲線上では、 $H$ がマイナスにならないように、 $H=0$ となると、下側の矢印は消えて押せなくなる。飽和磁化に達した場合は、矢印が消えて押せなくなる。

• 2-3

  図 4.7の操作画面では、2-1や2-2に設けられた矢印をなくし、メーター上で $H$ の変化を示していた水色の四角形をドラッグすることで、 $H$ を変化させることができる。 $H=0$ になった場合と、磁化を飽和させた場合は、2-2で $H$ を変化させられないように制限を行ったのに準じて、 $H$ が一旦変化させられなくなるようにした。 一度マウスから指を離し、ドラッグし直せば、変化させられるようになる。 ドラッグ時は、マウスカーソルの縦の位置を基準に $H$ の大きさを変化させる。 マウスカーソルが水色の四角形から外れても、変化させることが可能である。 メーター上で動かせる範囲より上や下にカーソルが移動した場合は、上限や下限で止まるようになっている。

図 4.5: 2-1 メーター横の矢印を押して操作する

図 4.6: 2-2 メーター上下の矢印を押して操作する

図 4.7: 2-3 メーターの中の水色の四角形をドラッグして操作する