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: 気温の予測方法 : 実験準備 : ニューラルネットにおける数値の取扱い   目次

ニューラルネットにおける学習

学習はネットワークが望ましい出力をするようにその構造を変化させることであり、 各時間における教師信号を時間の順序に沿ってネットワークに与え、 バックプロパゲーションの式に基づいて結合荷重を変化させる。

学習が100万回終了した段階で一ヶ月分の気温をネットワークに予測させ、 教師信号とネットワークの予測値との平均誤差が 1℃以下なら学習が成功したとし、1℃を超えたら失敗したとする。 過去の気温予測で、最も平均誤差が小さくなったときが0.71℃であったことから、 本実験ではまずはそれに近い予測が出来るよう1℃という基準にした。 ここで、一ヶ月分のサンプリングデータをネットワークに与えたとき 学習が一回完了したとする。

例としてサンプリングデータ数が3の場合、学習するということは 8時間毎に気温を予測させることに相当する。


Deguchi Lab. 平成21年3月6日