入力するバイナリパターンは,過去の研究[5,2]で用いられたものと同じパターンを使用する。またその数は162個とし,過去の研究と条件を同じにする。表5.1に,今回の実験におけるパラメータの値を示す。このパラメータ設定も,過去の研究と条件を同じにしたものである。なお,特に断りのない限り,今後の実験は全て,入力パターンとパラメータ設定はこの条件で行う。
そして,(1)〜(3)におけるの値の変化のさせ方を表5.2と図5.2に示す。この3つで比較を行うのは,
を学習中に減少させるという手法の有効性を確かめるためである。(2),(3)における
の変化のさせ方をこのように設定したのは,(1)の値を中心に同スケール±1の範囲で変化させるのが適当であると考えたためである。