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プレーヤー

プレーヤーはいかなる単位時間も、 ニューラルネットワークからの出力に準じた行動を行なう。 ゲーム開始時のみ、ランダム関数によって 初期座標、視野角度[rad]が与えられる。

プレーヤーには大きさの概念を導入し、その領域は半径30[pixel]の円とする。 つまり、ターゲットを捕獲するにはプレーヤーの領域に ターゲットを取り込めばよい。 つまりは、プレーヤーはターゲットを追いかけ、 ぶつかることによりターゲットを捕獲するのである。 捕獲判定は、 ある単位時間が経過した直後に行ない、 その単位時間の経過中に起きたプレーヤーとターゲットの接触は 考慮しないものとする。

プレーヤーの速度には制限があり、最小0[pixel/単位時間]、 最大30[pixel/単位時間]であり、負にはならないものとする。 また、回転角度にも制限があり、左周りを正とした場合、 tex2html_wrap_inline3201 [rad]となっている。

プレーヤーは視界を持ち、その視野は距離200[pixel]、 角度は中心から tex2html_wrap_inline3205 [rad]の範囲、 つまりは全体で tex2html_wrap_inline3207 [rad]の視界となる。 プレーヤーの視界は、その中にあるターゲットの情報を、 ニューラルネットワークへの入力として変換することができる。 また、ニューラルネットワークからの出力によってプレーヤーの中心が フィールド外へ出てしまうような状況になった場合でも、 プレーヤーはフィールドの枠を越えて移動できないものとする。 その場合の処理は、最小を下回るなら最小に、最大を上回るなら最大に、 という頭打ち処理を行なう。



Toshinori DEGUCHI
2003年 4月23日 水曜日 17時55分23秒 JST