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回転角度の誤差

学習後の回転角度の出力誤差を図 6.5 に示す。

内部記憶を用いた方は、移動距離と同じく多少振動をしつつもほぼ一定を保ち、 また、学習回数につれてわずかながら誤差を減らしているように見える。 これは学習時の回転角度の誤差のグラフと見比べても同様である。 移動距離の誤差のグラフに見られた、学習時と学習後の収束誤差の値が異なるという 現象は回転角度ではあまり大きく見られなかった。

一方、内部記憶を用いない方は、最初から誤差がとんでもなく大きく、 はっきり言ってゲームにならない状態となっている。 収束後も約0.5の誤差が残るなど、学習時の誤差と同じように、 まったく学習が出来ていないことがわかる。

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図 6.4: 学習後の回転角度の出力信号と教師信号との誤差



Toshinori DEGUCHI
2003年 4月23日 水曜日 17時55分23秒 JST