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目次
実験2の結果にも書いたように、入力データのうちの風のデータに問題があることがわかった。
風のデータは今までは風速と風向きという極座標系で表していた。
この方法では、風向きを表す際に、北から時計回りに数値を与えていたのだが、
北と北北西ではほぼ同じ風向きであるのに対し、
数値上では全く違う方向のデータになってしまい、
風向きのデータを正しいデータとして与えることが困難であった。
そのため、直交座標系を用いて東西方向の風速と南北方向の風速で表すことにした。
ここでは、これら風のデータを直した上で再度実験2と同じ方法で実験を行い、
降水の有無の適中率と気温の予測誤差がどのようになるか検証を行った。
また、実験2では表 5.6に示した5つの観測データを用いて実験を行ったが、
ここでは、風のデータを含まないデータ4とデータ5は行わないものとする。
また、データ6としてデータ数12のものを新たに作り使用する。これはデータ3から風のデータのうちの最大瞬間風速時のデータを減らしたものである。
Deguchi Lab.
2012年3月9日