実験で学習させるパターンは,図 5.3の 26個のアルファベットパターンを用いる. このパターンは の大きさで,合計49個で1つのパターンを形成している. また各ニューロンの値はパターンの黒い部分が +1,白部分が -1 とした.
学習の仕方はアルファベットパターンをAから順番に学習パターン数分を それぞれ 回ずつ覚えさせる.これを1セットとする. そしてそれを100セット繰り返しで行なうことでパターンを ニューラルネットに学習させる. つまり4パターン学習させる場合,最初にAを 回学習させ, 次にBを 回学習させ次にC,Dと同じように 回ずつ学習させる. これを100回繰り返すことで学習させる.
非同期と同期で素子の動作回数を統一するため, 同期のネットワークでは , 非同期では素子数倍して とした.