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動的想起の実現とその観察方法

動的想起は,逐次学習を行った後に, 外部入力を0としてニューロンの出力のみを更新する. 動的想起状態のネットワークの出力で, 学習したパターンが出てくるかを観察する. また,動的想起の状態が良いかを測定する. 良い動的想起とは,

  1. 少ないステップ数で多くの種類のパターンを想起できること. 
  2. 学習した正しいパターンが多く含まれていること. 
  3. 学習したパターンが偏りなく想起されていること. 
である.

今回の実験では, 1については動的想起の終了ステップ数を決めているため, 想起されたパターンの数を数えることである程度把握することができる. また23については, 後述する想起率や想起頻度の偏りというパラメータで 詳しく調べる.



Deguchi Lab.