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実験結果1

想起をさせた結果は図 6.1,  6.2 のようになった。 最初、星から想起が始まり28個連続で想起した後、 形が崩れ始め t=31回 でバツを想起した。 バツは、37個連続で想起し、t=68回 で形が崩れ t=69回 ですぐに三角を想起した。 三角はその後 t=107回 まで続き、t=111回 からは黒白反転した三角を想起し t=157回 になると再び正しい三角を想起し始めた。 t=186回 になると波にとても近いパターンが現れ、 t=198回からは正しい波を想起した。 そして t=223回 になると星を再び想起した。 これらの結果を見ると全てのパターンを想起することには成功している。

   figure326
図 6.1: 逐次学習を用いた動的想起状態1

   figure334
図 6.2: 逐次学習を用いた動的想起状態2



Toshinori DEGUCHI
2004年 3月22日 月曜日 09時50分50秒 JST